2010年9月6日月曜日

Zynga (ジンガ)の最近の動向~ウノウ買収、Facebookとの関係性などなど

ウノウを買収して話題になったアメリカのSAP企業、Zyngaですが、C-netさんから最近の記事をまとめてみました。
サクッとチェックしましょう。

<2010年5月>
この時点ではまだ日本には進出していません。
小生もFacebook内のゲームでぼろもうけしている企業として認知はしていたものの詳細は不明でした。
今ではDeNAやGREEさんでもベンダーの囲い込みが見られますね。

このときFacebookと戦略的提携の契約を結んだ発表がされてます。

「Facebook上のソーシャルゲームに対する共通のコミットメントの増大、および、ZyngaのゲームにおけるFacebook Credits利用の拡大を目的とした、5年間の戦略的提携関係に入る契約を結んだ。この合意は両社にとって、ソーシャルゲームにおける魅力的なユーザー体験を多くの人々に提供するための協業を継続するための強固な基盤を提供する」

2010年5月19日の記事
Facebook、ソーシャルゲームのZyngaと提携--期間は5年間

<2010年7月>
孫さんが動きます。
ソフトバンク、Zyngaとソーシャルゲームの合弁会社「ジンガジャパン」設立へ合意。
もともとソフトバンク自体がZyngaに出資していたので、自然な流れと言えば自然か。
にしても孫さんさすが。
ドコモ、auにはこのスピード感は見れないなぁ。。。

2010年7月29日の記事
ソフトバンク、Zyngaとソーシャルゲームの合弁会社「ジンガジャパン」設立へ


<2010年8月>
・CFOを採用
IPOの準備に向けてでしょうか。上場準備をしてますって会社は日本にも結構あるけど、勢いが違うな。

2010年8月2日の記事
ソーシャルゲームのZynga、IPO準備で新CFOを雇用か--米報道

・ウノウ買収
きました。
Zyngaが提供するゲームを国内やアジア地域のSNSへ配信する体制を整えるとのこと。が目的だそう。
要するに日本でいちいち採用してローカライズしてSNS各社とコンタクトして配信して~ってやるより買収した方が早いってことなんでしょうね。
ウノウはローカライズして配信してってのをどれだけ早く、スムーズに行えるかを見られるのでしょうか。
経営陣はうはうはでしょうが、中のエンジニアの人とかってどうなんでしょうか。
Zynga社員になれてやったーって思う人もいれば好きなゲームを作りにくくなって(想像です)がっかりみたいな人もいるんだろうな。

2010年8月5日
米国ソーシャルゲーム最大手のZyngaがウノウを買収

3か月そこらで日本で起こったことを中心にした話ですが、動いてますね。
Grouponしかり、大体海外の成長企業が日本に進出する動きが始まったらどっかが買収されるんだろな。
特にインフラ系のビジネスじゃなくて単体のサービス系が多い。

日本でも今まであったけどあまり目立たないし、数が少ないのでいいことだと思う。
日本だと楽天、ライブドアとか?もっと増えないと海外企業にどんどん日本のマーケットを奪われるんでしょうね。

今回の記事の参照はこちら
Zyngaに関する情報 - CNET Japan

2010年3月28日日曜日

日経新聞電子化に見る大手企業の葛藤

日経新聞の電子版が始まってますね。
失敗説ばかりが流れていましたが、リリース時より、擁護説も目にするようになりました。
個人的に一方的な意見が飛び交う中では、逆の意見は興味深く目にとまります。

逆の意見も色々見る中で、電子版の価格設定には大手企業のかわいそうなまでの葛藤が垣間見えました。

ユーザー側から見ると、何をどう見てもメリットはないと思います。
一部、日経世代のビジネスマン(主に経営者?)は、「日経」という経営者同士の話題についていかなければならないため、お金を払ってでも情報を取りに行くかもしれません。
そういう人たちには極論いくらで売っても数は変わらないと思うんです。

ただ、既に新聞というメディアに見切りをつけた人たちや、新たに購読を検討する若手層からすると、残念ながら魅力は感じられません。
ネットからの情報を処理するだけでも一杯一杯なのですから。。。
新聞は買わないけど電子版がでるなら・・・と考えた人たちからすると憤慨する価格w

結局今回の価格設定は、ユーザー目線は考えず、100%企業目線でジャッジがなされたと思う。
日経新聞自体の年間購読数は微減どまりで、ほぼ横ばいがここ数年続いているそうな。

いかに新聞購読ユーザーを減らさずに、電子版に対応するか。
購読数を維持しながら電子版へトライするという意味ではこの価格設定はリスクを回避したうまい設定だとは思います。

ただ、先が長くない年配の方たちはこれでいいとしても、若手社員達はどう考えているのだろう。
日経は経済新聞の先駆者としてこの戦略が取れたけど、他新聞社で働く若手社員達はもっと気になるところ。。。
外野から覗き見る者としては、守りに入った大手ほどおもしろくないものはない。

2010年3月13日土曜日

SEO japanにみるSEOブログの選び方

アイオイクスの滝日社長のサイト。
最近更新を再開したとかで、色々なSEO関連のブログなどで話が出てきている。

SEOjapan SMX West 2010レポート記事

今回も海外のセッションのレポートを書いてくれているが、こういった記事は素人にはありがたいもの。
何よりも情報源から一つしかはさんでいないあたりが大きい。
多くの情報ブログなどは、これらのセッションがあり、記事があり、そしてそのブログが情報を発信する。下手するともうひとつはさんで情報が伝えられる時もある。
当然間にはさめばはさむほどここの意見などが反映されるため、情報が変わってくることが多い。

こと、SEOに関しては正解がなく、自分が重要だと思っている要素へ焦点が当たる傾向がある。
当然ですが。
なので、間に入る人のレベル間も重要。そういった意味でこのサイトは条件を高いレベルで満たしているので、
お勧めです。

2010年2月27日土曜日

Yahooとtwitterの提携|ネットニュース

http://www.socialnetworking.jp/archives/2010/02/yahoo_7.html
これ、GoogleBAZZが失敗したらYahooがシェアを少し拡大できる!?

ん~やっぱりどうかな。
アドオンとか使えばどこでもTwitterできる気がするし。。。Yahooメール使わないし、あんまイメージできない。

どうなることでしょう。

2010年2月26日金曜日

日経新聞電子版が流行らない訳

ほんと、潰れるんじゃないかって思った。

http://pr.nikkei.com/customer/user.html

あくまで新聞の部数・売上は減らしたくない、というのが目に見えて笑えた。
産経新聞がクソみたいなiphoneアプリを出したりしてたけど、ようやく電子化に対応する気になったかと
思ったらこのありさま。

別物、別サービスとしてはっきりさせないと、その他メディアに追い付けなくなるのではと思う。

今まで日経新聞を買ってたけど、配達と売店で買う時の値段が変わらないことが不思議でしょうがなかった。
配達でお願いしたらいらん広告がわんさか入るし。土日いらんっていうても値引きしてくれへんし。
お金ない子は売店で買いますよ。

で、そうこうしてたら数ヶ月前に売店での価格をあげやがった。
それ以来反発して日経を買わないことにした。
確かに、ネットだと自分の興味がある分野の情報しか見ない傾向があり、その点では新聞は各分野まんべんなく
書かれており、興味のないニュースも目につくので、その点はいいと思う。

ただ、個人的にはしばらく買うのをやめて、大きなニュースははてぶやバズッターや、Google、Yahoo、livedooreニュース
を見て、興味のある分野はその道で著名な方のtwitterやblogを見ている。
それだけで事足りてる気がする。
※結局新聞も興味ないとこは飛ばしたりしてたし、、、
ネットでもその点を意識しながら情報を拾えば問題ないように思う。

年末に日経の記者の取材があったが、若い方だったからか理解力もなかったし、、、
であればおもしろいブログを書く人の記事を見る方がよっぽど興味ない分野でもわかりやすく理解ができる。

これからソーシャルメディア内の情報検索の技術が進んでくるとますます新聞の価値が問われるのでは。
有料で優良な情報でないと買う意味はなくなってくると思います。
スマートフォンに電子ブックも出るし。

両方見るほどみんな時間もないしね。

と散々言いつつも日経さんならではのパイプなどもあると思うのでそういった点から優良なコンテンツが
出てくることを期待しつつ。

しかし、webの情報に数千円出すならほりえもんの有料メルマガをとりたい。w