2010年3月28日日曜日

日経新聞電子化に見る大手企業の葛藤

日経新聞の電子版が始まってますね。
失敗説ばかりが流れていましたが、リリース時より、擁護説も目にするようになりました。
個人的に一方的な意見が飛び交う中では、逆の意見は興味深く目にとまります。

逆の意見も色々見る中で、電子版の価格設定には大手企業のかわいそうなまでの葛藤が垣間見えました。

ユーザー側から見ると、何をどう見てもメリットはないと思います。
一部、日経世代のビジネスマン(主に経営者?)は、「日経」という経営者同士の話題についていかなければならないため、お金を払ってでも情報を取りに行くかもしれません。
そういう人たちには極論いくらで売っても数は変わらないと思うんです。

ただ、既に新聞というメディアに見切りをつけた人たちや、新たに購読を検討する若手層からすると、残念ながら魅力は感じられません。
ネットからの情報を処理するだけでも一杯一杯なのですから。。。
新聞は買わないけど電子版がでるなら・・・と考えた人たちからすると憤慨する価格w

結局今回の価格設定は、ユーザー目線は考えず、100%企業目線でジャッジがなされたと思う。
日経新聞自体の年間購読数は微減どまりで、ほぼ横ばいがここ数年続いているそうな。

いかに新聞購読ユーザーを減らさずに、電子版に対応するか。
購読数を維持しながら電子版へトライするという意味ではこの価格設定はリスクを回避したうまい設定だとは思います。

ただ、先が長くない年配の方たちはこれでいいとしても、若手社員達はどう考えているのだろう。
日経は経済新聞の先駆者としてこの戦略が取れたけど、他新聞社で働く若手社員達はもっと気になるところ。。。
外野から覗き見る者としては、守りに入った大手ほどおもしろくないものはない。

2010年3月13日土曜日

SEO japanにみるSEOブログの選び方

アイオイクスの滝日社長のサイト。
最近更新を再開したとかで、色々なSEO関連のブログなどで話が出てきている。

SEOjapan SMX West 2010レポート記事

今回も海外のセッションのレポートを書いてくれているが、こういった記事は素人にはありがたいもの。
何よりも情報源から一つしかはさんでいないあたりが大きい。
多くの情報ブログなどは、これらのセッションがあり、記事があり、そしてそのブログが情報を発信する。下手するともうひとつはさんで情報が伝えられる時もある。
当然間にはさめばはさむほどここの意見などが反映されるため、情報が変わってくることが多い。

こと、SEOに関しては正解がなく、自分が重要だと思っている要素へ焦点が当たる傾向がある。
当然ですが。
なので、間に入る人のレベル間も重要。そういった意味でこのサイトは条件を高いレベルで満たしているので、
お勧めです。