web担forumより
~冒頭分抜粋~
2009年11月12日から13日にかけて、イベント「Infinity Venture Summit 2009 Fall」が宮崎で開催された。その中の「ネット広告に未来はあるのか? ~ネット広告サバイバル」と題されたセッションでは、サイバーコミュニケーションズ、D2C、オプト、セプテーニ、アドウェイズといったネット広告を代表する企業から関係者が参加し、パネルディスカッションが展開された。
で、個人的に目にとまったのが、主要ネットメディアの収益比率に関する資料。
Ameba、mixi、モバゲー、ニコ動、GREEの広告、課金の収益比率に関する発表。
一覧すると(テキストですいません。。)
メディア 広告 課金
Ameba 97% 3%
mixi 93% 7%
モバゲー 57% 43%
ニコ動 32% 68%
GREE 25% 75%
これによると、Amebaとmixiは広告収入が中心であるのに対して、モバゲー、ニコニコ動画、GREEでは課金のボリュームが比較的高くなっていることが伺われる。現時点で広告比率が高い企業にとっては、今後、課金によるビジネスの可能性が残っているといえそうだ。一方で、すでに課金の比率が高い企業にとっては、メディアの拡大とともに、広告収入拡大の可能性もあるといえよう。
最初ぱっと見た時はGREEが圧倒的に優位に思えた。なぜならば、各社が広告が頭打ちになる中課金へのシフトに躍起になっていたように思えたから。
ただ、よくよく考えると、広告比率の多い会社の方の方が今後の発展の可能性を感じた。
というのも、課金が主体のサービスは、メインのお客は月額費用を払っている客になる。と、するとお金を払わないとサービスを十分楽しむことができないのでは?
このカテゴリの企業は今後、課金顧客を増やすこと×一人当たりの課金単価を上げることを模索するであろう。
一方で広告比率の高い会社。このカテゴリの会社は今まで広告出稿を増やすために会員数の増加やPV数をKPIとして運営してきただろう。
ただ会員数が頭打ちになり広告出稿も上限が望めなくなり課金モデルを模索していることだと思う。
ここで課金メインのカテゴリサービスと違う点が、今までメインの機能は無料で提供してきたため、お客は無料でも十分にそのサービスを利用することができた。
無料で十分楽しめるサービスにさらにお金を使うためには、全く新しいコンテンツが必要になる。
しかもコンテンツさえよければユーザーはすでに相当な量を確保できているのでトラフィックも大きく違うように思う。
GREEの会員数はmixiに追いつきそうだが、たいていのユーザーは二つアカウントを持っていてどちらか一方をアクティブに使う。だからmixiアプリは注目されるしそこそこ!?盛り上がっているのだろう。
GREEはそもそもゲームを押し出していたからそれ以上はない。ちょっとヒット作が出てアクティブユーザーが少し増える程度だろうか?
やはり0→1への変化には計り知れない可能性を感じる。
アメブロにしても、今まで無料だったからこそ、課金へ知恵を絞り、Amebaピグが出たのだろう。
アメブロでブログを書いている人はアクティブユーザーが多く、そのユーザーに響いたので一気に広まる。クオリティが高いのはもちろんですが。
いろいろ書きましたが、個人として(根拠は全くありませn!)Ameba、mixiに期待しています、
相互リンクいいですよ
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